岐阜県海津市にある「千代保稲荷神社」は
京都の伏見稲荷、豊川の豊川稲荷と並ぶ日本三大稲荷の一つ。
特に✨商売繁盛✨の神様として有名で
地元では「おちょぼさん」の愛称で親しまれています。
油揚げをお供えする独特の参拝スタイル
活気あふれる参道のお店
どれをとっても魅力いっぱいの「おちょぼさん」に行ってみました。
千代保稲荷ってどんな神社なの?

その歴史は、約千年前の平安時代までさかのぼるとか。
源義家(みなもとのよしいえ)の六男、義隆(よしたか)が 分家する際
「森」の姓を授かり
先祖の霊璽(れいじ)、宝剣(ほうけん)、 義家の肖像などを
「千代代々に保っていけ」と賜ったそうです。
その後、義隆の子孫 森八海(もりはちかい)がこの里を開墾し
義家から伝わる霊璽をまつったのが神社としての始まり。
社名は「千代に保て」の言葉に由来しているそうで、
今では「おちょぼさん」の愛称で親しまれている神社です。
商売繁盛・縁結び・合格祈願をお祈りしよう!

「おちょぼさん」では、毎月「月並祭」という祭が開かれ
毎月末の夜から翌朝までは特にたくさんの人で賑わいます。
この月末から翌朝までのお参りを特に「月越し参り(つきこし参り)」と言い
前月の御礼と翌月の繁盛をお願いしに、各地から企業の経営者の方や商売をされている方が
たくさん参拝に来ます。
商売繁盛の神様に「今月も無事に商売できました、来月も繁盛しますように❤️」と
お礼を伝え、次月の商売繁盛をお願いするのです。
独特の参拝ルールがある
神社の御使いは、言わずと知れた「お狐様」
狐の大好物、油揚げとロウソクを奉納する、独特のスタイルなのがおちょぼさんです。

社殿に向かう前には、藁に通された油揚げやロウソク、御神酒が売られています。

まずは、ここで「油揚げセット」(50円)を購入しましょう。

ここでロウソクに火を点けます。
そして社殿では油揚げを奉納して、お参りをします。
ここにいるほとんどの人が、藁に通された油揚げを持っているので
なかなか面白い光景です。
重軽石に願いを込めて

お祈りが終わったら、本殿脇にある「重軽石」を持ち上げてみましょう。
石の重さによって願い事が叶うか?叶わないか?を占います。
占い方
- 石を持ち、重さを感じる
- 「願いが叶うなら軽くなってください」または「願いが叶うなら重くなってください」と念じ再び石を持ち上げる
- あなたが感じたその重さによって、願い事が叶うか否かを占う、というもの。
なかなか面白い…

さぁ、この石にあなたの思いをゆだねましょう!
基本情報
〒503-0312 岐阜県海津市平田町三郷1980
TEL 0584-66-2613
近隣に駐車場がありましたので、そこに車を停め境内まで歩いて行きました。
5分ほどで到着する距離です。
まとめ

私が訪れた日は、GWのど真ん中でしたが…
参道のお店の方に聞いたら
「毎月末〜翌朝の方がもっと混んでいる」とのことでした。今度は、夜のおちょぼさんに行ってみようかなと目論んでおります。
今度は、夜のおちょぼさんに行ってみようかなと目論んでおります!
※現在、フリーランスの夫は、かなーーーり真剣にお祈りをしておりました笑
ご利益がありますように💖
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